2021年12月

インターアクトクラブの生徒が、『コロナ禍のみんなを励ましたい!』という思いから、クリスマスツリーを製作し、イルミネーションを設置しました。持続可能な開発目標(SDGs)について、広く知ってもらうきっかけとして取り組んだ、ペットボトルクリスマスツリー。ペットボトル回収への協力を校内で呼びかけ、苦労の末にクリスマスツリーの形に仕上げることができました。正直、昼間に見ると『ペットボトルの山?』とも言われそうなツリーが、暗くなると一変、太陽光発電によるイルミネーションにより、時間とともに鮮やかに色が変化する素敵なツリーとなりました。環境問題について、身近かに考えるきっかけになって、未来も明るく照らしてくれることを期待していました。

christmas tree
 

Global Leader Courseでは、日常生活・学校生活・ビジネス等で必要な英語コミュニケーション能力を測るオンライン試験、CASEC(キャセック)を生徒一人ひとりの英語力を把握するために、定期的に実施をしています。CASECの受検が初めてとなるGLC1年生は、最初はコンピュータ画面での解答に、少し戸惑っていた様子がありましたが、素晴らしい成績を残すことが出来ました。毎日の英語学習の成果を客観的に把握するツールとしても、有効に活用されています。

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インターアクトクラブの例会において、市原ロータリークラブから、3年間のインターアクターとしての取り組みに対して、感謝状と記念品の贈呈がありました。コロナ禍で、なかなか思うような活動ができない中でも、3年生は精力的に募金活動や地域の清掃活動などに取り組んできました。今回は、オンラインによる配信も行われ、来校が難しいロータリアンの方にも例会の様子を視聴をして頂きました。ボランティアの語源は、voluntas(意志)というラテン語からきていると言われています。ボランティアをはじめたいと思うきっかけは人それぞれ違いますが、自分の関心のあるテーマ、自分にできることから始められるとても身近な活動だと言えます。今後も市原中央高校インターアクトクラブでは、地域や社会をより良くしていくことに役立つとともに、活動する自分自身も豊かになることを目指していきます。

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GLC1年生英語表現の授業の中で、英語による寸劇、スキットコンテストを実施しました。3つのグループに分かれて、楽しくて笑いもある台本を作りをし、演技の練習をしてきました。コンテスト当日は、特別審査員としてPeter先生を迎え、大変に盛り上がりました。どのチームのスキットも素晴らしかったのですが、厳正な審査の結果、メンバー1人ひとりの動きと役割の構成がしっかりと計算されていて、まとまりが感じられた”Team: Taji’s”が優勝となりました。優勝チームには人気アイテム、そして努力賞として他の2チームのメンバーにも誰もが欲しがるアイテムが、賞品として授与されました。英語によるスキットに初めて挑戦した人も「楽しかった!またやりたい!」という感想でした。機会をみて、第2弾も企画したいと思います。

skitcontest

GLC3年生を対象に、JICA地球ひろば「国際理解教育」授業が行われました。テーマは、教室から世界へ~世界の課題・多様性をジブンゴト化~1994年の紛争集結後、「アフリカの奇跡」と呼ばれるほどの経済成長を果たしたルワンダをテーマに、文化や生活習慣、さらに過去と現在、未来について学び、ルワンダの人々が抱える様々な問題の解決につながる起業体験の授業を連続講座として行いました。最終プレゼンテーションでは、3つのグループが『働くシングルマザーのために子供を預かるシステム』・『ITを有効活用した農業システム』・『安全な飲み水を提供するシステム』のビジネスプランを提案しました。いずれも、ルワンダの人々の心に寄り添う問題解決につながる素晴らしいアイデアであったと思います。GLC3年生が、将来、ルワンダに限らず、世界の課題や多様性をジブンゴトとして捉え、「自分に何ができるだろうか」と常に考えながら、実際にアクションを起こせる人材に成長してくれることを期待しています。

Rwanda presen

 

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